当院は専門治療として精密根管治療(マイクロエンド)を行っていきます。歯の神経はとても細く複雑な形をとっており、神経を治療する場合は口の中の暗く見えにくい場所で精密な器具を使用して治療していきます。そのため、神経の取り残しを防ぎ、細菌の感染源除去のためには高倍率のマイクロスコープ(実体顕微鏡)を見ながらの時間をかけた処置が必須になります。特に再治療(一度根の治療を受けた場合)の場合は中に詰め物をしてあり、また本来の根の形が変わっている可能性が高く、成功率70%ぐらいと言われています。
当院では大学病院での専門治療経験と高見馬場歯科(松下幸誠院長:精密根管治療専門医)での経験指導のもと、マイクロスコープ(ライカM320:モリタ)、歯科用CT(ベラビューX800:モリタ)を導入し診断と治療を的確に行い、時間をかけた丁寧な治療を行って出来るだけ歯を残す治療を目指します。保険による治療も行っていますが、特に根管の再治療を希望の方は自費での精密根管治療をお勧めします。
さらに、口腔外科専門医と総合的な診断・治療計画を立案することで、不安をとりのぞきながら優しく丁寧な説明・治療を行っていきます。
また、当院は地域の歯科医院と連携していきます。かかりつけの歯科医院がございましたら必ず紹介状をご準備頂き当院の予約を取って頂きますようにお願い致します。根管治療後はかかりつけ歯科医院での治療になりますので。ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
マイクロスコープを使用した根管治療
口腔外科専門医による抜歯